2012年2月6日月曜日

元名人VSコンピュータ (”将棋の殿堂” 「東京物語」101ページ)


Заслуженный мастер настольной игры сёги против компьютера:
("Дворец японских шахмат" Токио моногатари стр.101)




1月14日将棋のプロ棋士とコンピュータソフトが戦う「電王戦」が東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われ、米長邦夫元名人が将棋ソフト「ボンクラーズ」に敗れた。公式の対局でプロ棋士がソフトに負けたのは初めて。

Один японский профессиональный игрок в сёги потерпел поражение от компьютера в ходе поединка, который продолжался 7 часов.

詳しくは
(朝日新聞com)

(Приморье 24)


なおロシアでも盛んなチェスでは、1997年に当時の世界王者ガルリ・カスパロフ氏がコンピュータに敗れた。
将棋ソフトがなかなか人間に追いつかなかったのは、他の同種のゲームと異なる大きな特徴があるからだという。それは…「駒の再利用」のルールだ!

Японские сёги значительно отличаются от подобных игр одним правилом. Это правило "повторного использования фигур".

「東京物語」では、このルールをめぐる第2次世界大戦直後のエピソード(GHQまで出てくる)、今回対局の舞台となった東京将棋会館について、また将棋に由来する慣用句の紹介など、たっぷり解説。
将棋がいかに日本人の心と生活に深く関わっているかが分かる。
小学生の時以来やってないけど、ちょっと再開してみようかなという気になったり…∩`・◇・)


なお敗れたものの米長元名人の戦いぶりは王者の名に相応しい見事なものであったという。
そして対局当日の心境、準備期間、今後のすべてを1冊の本にまとめた書籍「われ敗れたり」を急遽執筆。2月10日発売予定。
「貴重な資料としても、面白い読み物としても、将棋のルールをご存知ない方にも楽しく読める内容をと心掛けた」と氏の言葉。

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2 件のコメント:

  1. 元名人がコンピュータと対戦することを 組織は反対していると ラジオ深夜便できいていたのでどうなったかとおもってましたが 負けたんですね。 こういうことをロシア語で話題にするにも便利な本ですね。

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  2. やはり反対意見もあったのですね~。しかし将棋会館や連盟も将棋の面白さを広い世代に伝えるよう様々な取り組みをしているそうです。
    そのあたりも「東京物語(ロシア語版)」に書かれていて興味深いです。
    米長元名人もブログ・ツイッターなどやっていて、これまた面白い!

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