2012年2月21日火曜日

正岡子規と羽二重団子の関係とは? (”A´グルメシリーズ6:根岸界隈” 「東京物語」370ページ)

Поэт Масаока Сики и рисовые лепешки "Хабутаэ Данго" :
("Для любителей японских деликатесов 6- Район Нэгиси"  Токио моногатари стр.370)







正岡子規は芭蕉の句を説明的で、散文的だと批判し、蕪村の写実性を褒めました。
事物の簡潔な描写が効果的だと信じ、「写生」の手法を主張しました。

明治35年に没するまで晩年の10年ほどを根岸で暮らしました。明治34年9月4日の日記には「芋坂の団子買い来たらしむ…あん付き3本、焼き1本を食う」とあったそうです(団子屋の看板から)。

面倒をみていた妹の律(りつ)に時々団子をねだったようです。
 ...
名物や月の根岸の串團子


 
これは多分、遊び心もあって作った俳句だと思いますが、さて、あなたならこの句をどうやってロシア語に訳すでしょうか。



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編集長、投稿ありがとうございます!(・∀・)
「東京物語」では昨日の和歌に続き、この俳句もエレーナ・パルティナさんが露訳。
うう~!こうくるか!! 脱帽しつつ、何ともいえぬ余韻に感じ入る。

3月4日ロシア語通訳協会にてエレーナさんを講師に迎え、「和歌露訳 Канон и перевод」という学習会を開催する。
最近ロシアで人気が高まっている俳句についても、話が聞けるのが楽しみです。


なお、このA´グルメシリーズ。
本の完成前から、すでに各界から熱い話題を呼んでいた。
A級でもB級でもない、とっておきのAダッシュ級の美味の数々についてその魅力、さらに昔からどのように親しまれてきたか。
粋で軽妙な語り口が人気のエッセイです。


※ご購入、お問い合わせはロシア語通訳協会へ。メールかFAXで※

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1 件のコメント:

  1. Что знают все.
    Луна над Нэгиси
    и тамошние данго

    エレーナさんの訳です。
    この発想は私には驚きで、新鮮に感じました。

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