("Для любителей японских деликатесов1- Округ Тиёда:район Канда" Токио моногатари стр.70)
あんこうと言えば冬の味覚。 あんこう鍋と言えば、神田須田町の「いせ源」。
暖簾を掲げて約180年という老舗です。冬の季節は3月半ばまで無休、土日祝祭日は11時から通し営業しています。
店の前には大きなストーブが。追込み座敷なので、メンバーが揃うまで、ストーブに当たりながら待ち合わせでしょうか。夕食には少し早めの5時を過ぎると、あっという間に広い座敷が満席に。
年配の客ばかりかと思うと、さにあらず。若いカップルや男性グループ、子供連れのファミリーも目につきます。美味しいものには目のない食いしん坊揃いのようです。
まず、おからを薄味で煮た付きだしと、濃厚なあん肝のみを使用したきも刺し。滑らかな舌触りです!江戸風の少し濃いめの汁の鍋を火にかけ、仲居さんが「はい、食べごろですよ」と言うのを待って、まずあん肝を火が通り過ぎないうちにいただきましょう。
続いて、コラーゲンたっぷりのヘロヘロの皮やひれを堪能。鍋の中身を全部いただいたら、仲居さんが醤油出汁と白出汁を足してご飯を投入。「このまま混ぜないでくださいよ」と念を押され、じっと手出しをせずに待っていると、頃合いを見計らって溶き卵とネギを入れてくれて、火を止めて、「10秒待って。はい、どうぞ!」。美味しいです!
毎週日曜日11時から、あんこうの吊るし切り見学会もあるそうですよ(先着10名要予約)。
「いせ源」のおかみに『東京物語』をお見せしたところ、「ロシア語で紹介されたのは初めて!」と、とても喜んでくださいました。
Ресторан «Исэгэн» был основан в поздний Эдо в 1830 году. В то время здесь подавали рыбу «вьюн» («додзё»), и уже в эпоху Тайсё (1912–1926) ресторан стал специализироваться по блюдам из морского черта («анко»).
Здание, в котором сейчас находится ресторан, – традиционный японский дом, построенный в 1930 году, его характерные особенности – резьба с ромбовидным узором на балюстраде на втором этаже и вывеска, запечатлевшая историю. Когда заходишь в вестибюль, бросаются в глаза сверкающий до блеска порог и домашний синтоистский алтарь.
Морской черт – это как будто приплюснутая сверху плоская глубоководная рыба с большим ртом. Он имеет удивительный вкус, который невозможно вообразить по его внешнему виду, и он пользовался успехом у полных любопытства жителей Эдо с хорошим аппетитом.
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本日はスペシャルバージョン!p(*^-^*)q
A´グルメシリーズの執筆者、Y.Iさん御本人の寄稿。有難うございます。
コメント不要。とにかく美味しそうです~~!!
「東京物語(ロシア語)」には、このA´グルメシリーズが1~6まであり、どじょう、鰻、藪そば、親子丼、オムライス、豆富料理、和菓子…と百花繚乱のラインナップ。
これらが江戸~明治・大正~現代と、どのように親しまれてきたかも分かって興味深い。
しかもそれがロシア語で説明できます。
いつの日か「東京物語特別企画!Y.Iさんと行くA´グルメツアー」、催行を希望します!(・∀・)
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☆なお明後日よりブログアップ担当出張。3月からは少し更新が途切れてしまいそうです。
でもまだ語りたいネタは皆たくさんあるので、今後も出来る限りアップ頑張ります。
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