2012年6月13日水曜日

引退相撲と断髪式 元大関魁皇!① (”神聖なる格闘技-相撲” 「東京物語」263ページ)

Церемония дампацу-сики (пострижения самурайского пучка магэ-оитё) 1:
("Сокральное боевое искусство - сумо" Токио моногатари стр.263)




15ページにわたる渾身の原稿、筆者自ら国技館に通い撮りためた写真の数々…。
「東京物語(ロシア語)」の相撲に関する章は、まさに心・技・体そろった充実の取り口!と評判です。
本ブログ2月の「土俵祭り」の記事も、国内はもちろんロシア、フランス、そしてマレーシアやブラジルからもアクセスがありました。

世界からの声援に応えて!?筆者のC・Fさんが最新記事を投稿してくれました。
5月27日、両国国技館で行われた「魁皇引退・浅香山襲名披露大相撲」。
現場の、一瞬一瞬を大切に刻みこんだ写真もお楽しみくださいヽ(´▽`)

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力士の象徴と言えば髷ですが、引退すれば髷ともお別れしなくてはなりません。
その節目となる大切な儀式が断髪式です。かつての武士も髷を落とす時には大泣きしたそうで、ハサミが入る時には力士の頭に長年の様々な思い出がめぐることでしょう。

20年余りにわたって土俵を務め、数々の大記録を残し、昨年7月の名古屋場所で引退した元大関魁皇の引退相撲(正式には「魁皇引退・浅香山襲名披露大相撲」)が5月27日に両国国技館で行われました。

引退相撲は相撲協会ではなく、後援会など引退した力士側の主催で行われます。
断髪式はホテルや部屋で内輪で行われることもありますが、原則的に関取30場所以上を務めた力士は国技館で引退相撲を行うことができ、その場合は地方巡業でも見られる相撲甚句や初っ切り(禁じ手などを使ったコミカルな相撲)、十両・幕内の取組などのプログラムと共に断髪式が行われ、だいたいお昼前から夕方まで続きます。

この日はまずふれ太鼓で幕が開け、次に相撲甚句を力士6人が歌い上げました。その後、特別ゲストとして甚句の名手である元力士の大納川憲治氏が登場し、「甚句作りの名人」だった元呼び出しで4月に亡くなった永男(のりお)さんの遺作となった「怪力大関・魁皇」という甚句を披露しました。




そして初っ切りに続いて魁皇最後の廻し姿!「子供達との稽古」が行われました。(②に続きます…)








ロシアの相撲ファンサイトにも記事がo(・∀・)o
”Кайо и Хокуторики официально завершили путь рикиси”
Сегодня в присутствии почти 10 000 зрителей с дохё официально попрощался ояката Асакаяма (в прошлом озэки Кайо). Более 300 почетных гостей прикоснулись ножницами к волосам пятикратного обладателя Кубка Императора перед тем, как оитё срезал ояката Томодзуна...
http://www.japan-sumo.ru/?q=node/937


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